インドで使える無料VPN 10選

Nikita
Nikita
2022年6月10日
インドは、人権問題に関してはロシアや中国ほど注目を浴びていませんが、インターネットサービスの監視に関してはかなり厳しいものがあります。国家による多チャンネル監視、ギャンブルやアダルトサービスコンテンツの禁止、そして当然のことながら企業があらゆる種類の個人データの開示を司法によって強制されてきた歴史があります。道徳的、宗教的、政治的な理由に加え、国家安全保障の名のもとでも、コンテンツが禁止されることがあります。一見したところはそう見えないかもしれませんが、インドは、世界でも最も包括的なインターネット検閲国のひとつです。
VPNは、何らかの理由で政府によって禁止されたウエブサイトにアクセスするために、非常に有効です。正当に禁止されたウエブサイトもありますが、多くのサイトは不正なウエブアドレスにリンクしたために、誤ってブロックされています。さらにインド国民は、自由なインターネットへのアクセスを阻止するために政府が行う絶え間ないブロックに慣れています。ですから、VPNを使うことを検討しましょう。
しかし、無料で利用できるVPNはあるのでしょうか?そうですけど、期間限定があります。VPNによって、無料トライアルがある場合も支払いが必要な場合もありますが、支払いが必要な場合も、最初の1週間または1ヶ月以内に利用をキャンセルすれば、返金されます。返金期間は業者によって異なります。最後に、永続的に無料アクセスができるVPNもありますが、通常は帯域幅とサーバー拠点に厳しい制限があります(インド国内のサーバーは通常除外されます)。
NordVPNは、業界で最も尊敬されているブランドのひとつで、インドに関するあらゆるニーズに、安全で信頼できるアクセスで応えます。ノイダ、インドールおよびデリーにサーバーを設置することで、インド国内でブロックされたコンテンツをシームレスに閲覧することができます。さらに、NordVPNはクレジットカード不要の3日間の無料トライアルを提供しているので、キャンセルし忘れるリスクもありません。
ExpressVPN
ムンバイとチェンナイにサーバーを運用しているExpressVPNも、優れた選択肢です。最初に料金を支払う必要がありますが、寛大な30日間の払い戻し期間内に、心ゆくまでサービスを利用してインド国内のコンテンツを十分楽しんだ後に、料金の払い戻しを受けることができます。
VyprVPNはインドにサーバーを持っているものの、サーバーはすべてムンバイにあります。そのため必要に応じてインド国内の別拠点に切り替えることができず、国内の地域制限を受けたWebサイトへのアクセスが困難になる可能性があります。しかしVyprVPNは、非常に多くの便利な機能と高い評判、おまけに3日間の無料トライアルを提供する優れたサービスです(注:このトライアルにはクレジットカードが必要ですが、トライアル期間終了まで請求されません。キャンセルするのを忘れないようにしましょう)。
IPVanishは、精鋭VPNプロバイダーのなかの隠れた宝石です。バンガロール、ハイデラバード、インドール、ムンバイ、ニューデリーおよびプネを含む豊富なサーバーの選択肢に、あなたはびっくりするでしょう。インド国内のコンテンツが目当てなら、ぴったりのVPNです。払い戻し期間は7日間しかないので、期間内にキャンセルして返金を受けることを忘れないようにしましょう。
Pure VPN は、インドの一部をカバーする高品質VPNですが、本当にインドに強いとは言えないところがVyprVPNに似ています。同社がインド国内に持つ唯一のサーバー拠点はデリーで、これはユーザーの様々なニーズに応えるには十分ではないでしょう。しかし返金保証は、さらに長い31日です。
Hide My Assという下品な名前のせいで、このVPNはなにかの冗談だと思われがちですが、実際のところ、Hide My Assは世界でも有数の包括的なサーバー拠点を持っており、そのなかにはマハラシュトラ州とムンバイも含まれています。トライアル期間は7日間(クレジットカードが必要です。トライアル期間内にキャンセルするのを忘れないでください)です。
VPNプロバイダーとしては少々変わっていますが、Hotspot Shieldはどの都市にサーバー拠点があるかを明らかにしていません。しかし、インド国内にサーバー拠点が少なくとも1か所あることは確かです。Hotspot Shieldに関して特筆すべき点は、驚異的に長い45日間の払い戻し期間です。このため、非常に柔軟に使うことができます。どんな長期の旅行でも、利用をキャンセルするまでの間に、余裕でコンテンツをたっぷりストリーミングすることができます。
ProtonMailの開発者が発案したProtonVPNは、VPN市場では比較的新しい驚くべき暗号化システムです。競合サービスとの大きな違いは、ログなしポリシーと、どんな帯域幅上限の制限も受けずにデータアクセスが可能な点です。
しかし、すべての無料サービス同様、ProtonVPNにもいくつか欠陥があります。サーバー拠点が3カ国のみに限られるため、それらの国でブロックされているWebサイトにはアクセスできません。さらに、ProtonVPnはiOSアプリがないため、iPhoneを使っているならば他のVPNを探さなければならないでしょう。
ProtonVPNには有料版もあり、複数のデバイスでアクセスすることができます。

無料のVPNでトップを走るTunnelBearは、見逃すことのできない数多くの機能を提供しています。TunnelBearは超高速なだけではありません。TunnelBearを使えば、世界中に設置された安全なサーバーに接続することができます。さらにログなしポリシーを持ち、強力なAES 256ビット暗号化を提供しています。

1日あたりの帯域幅は500MBに制限されていますが、TunnelBearについてツイートするだけで、最大1GBまで増やすことができます。

WindScribeがユーザーに愛されている理由は、太っ腹なデータ使用ポリシーのためです。毎月10 GBのデータ量に加えて、WindScribeについてツイートすればさらに5GBまで追加のデータを獲得することができます。さらに、WindScribeのサービスに友人を紹介すると、追加で1GBを得ることができます。
WindScribeには、ファイアウォールとアドブロックがプリインストールされています。最後に、無料版はログなしポリシーで、世界中で10カ所を越すサーバーへアクセスできます。