シドマイヤーズ・シヴィライゼーション6は、このゲームシリーズ待望の最新版です。このゲームはFiraxis Gamesが開発し、2K Gamesによって発行され、親会社のテイクツー・インタラクティブが頒布しています。10月にWindows版がリリースされ、Linuxv版とMac版も斬時リリース予定です。
4Xシステム
このターン制戦略ゲームは、シングルまたは対戦プレイです。ゲームの目的は、小さな部族から文明を育て、全惑星を支配するまで力を獲得することです。そのゲームプレイは、「eXplore(探索)、eXpand(拡大)、eXploit(活用)およびeXterminate(殲滅)」の4Xシステムを中心に展開します。
プレイヤーが始めた部族は、勢力を広げ、やがて町をさらには都市を建設するようになります。そのために資源を集めて建設をします。もちろん、彼らは農業や建設に従事することはできません。また、あなたが持っているものを欲しがる別の部族が外にいます。オフラインで単独で遊んでいる場合、これらの部族はコンピューターにコントロールされる敵AIです。オンラインで遊んでいる場合は、他のプレーヤーが敵になるでしょう。
彼らは攻撃してくるので、あなたの領域を防御する軍隊ユニットを持たなければなりません。さらに、弱点を見つけて他の町や都市を攻撃することができます。
ゲームプレイはシヴィライゼーション5とよく似ています。が、おもしろい新機能もあります。単なる表面的な変更ではありません。その1つが「区域」です。都市にはさまざまな特性を持った「区域」があります。一例を挙げれば、軍区域です。
似たタイプのユニットはスタックでき、画面をすっきりさせることができます。技術はツリー状になっていて、アクティブリサーチシステムと呼ばれます。ここであなたの文明の新しい興味深い技術開発を試みます。調査、開発、探険にユニットを働かせることにより、より速く進めることが可能です。
グラフィックス
シドマイヤーズ・シヴィライゼーション6のグラフィックスで気づかされることは、前作よりもマンガチックだということです。開発者は、この理由はビジュアルをシンプルにしておきたかったからだと述べました。彼らは、ゲームプレイの邪魔をするものは全て除きたいのです。
賢いシステム
ゲームは、プレイヤーが他の文明とどう関わるかによって変化します。始めは、近隣の文明間に衝突があるかもしれませんが、文明が成長してより進化したものになると、他文明との交渉がより容易になり、同盟を組むこともできるようになります。大勢力と敵対している文明にとってはとても有意義なものとなるかもしれません。
素晴らしいマルチプレーヤーモード
このシリーズには面白いマルチプレーヤーモードがあり、その伝統は「6」にも継承されています。おなじみの機能に加え、さらに多くのことができます。様々なエリアで友人と協力したり、対決することができます。何より良いことに、この対決を1セッションで終わらせることができます。
ボイス
シドマイヤーズ・シヴィライゼーション6の初期トレーラーのどれを見ても、俳優ショーン・ビーンが演じています。彼はトレーラーだけでなく、ゲーム内にも登場します。ゲームを進めると、きらめくビーンの声を聞くことができるでしょう。
さらに、ゲーム内の音楽も気に入ってもらえるでしょう。シリーズ第4作の作曲者、グラミー賞受賞者のクリストファー・ティンが、今回もテーマ曲を書いています。
時間と費用に見合う価値
ターン制戦略ゲームが大好きなら、シドマイヤーズ・シヴィライゼーション6もおそらく好きになるでしょう。このゲームはE3において、「ベストPCゲーム」と「ベスト戦略ゲーム」の2部門でゲーム批評家賞を受賞しました。このことがその楽しさを約束しています。そして、全世界の戦略ゲーム愛好者はリリース日を指折り数えて待っているのです。